想い -omoi- series
Aisle ~Wedding Story~
ふくい舞
誰かの新しい始まりを、心から祝えるということ。
ヴァージンロードの先に届けたい、変わらない想い。
INTRO
誰かの門出を、そっと見送る歌
「想い -omoi-」シリーズ第4弾は、ふくい舞「Aisle ~Wedding Story~」です。ここまでの3曲が「終わり」や「別れ」を軸にした切なさだったのに対して、この曲は少し違います。友人の結婚を祝うために書かれた、門出を見送る歌です。
2020年5月15日にデジタルリリースされたこの曲は、本来は友人の結婚式で本人が歌う予定でした。しかし新型コロナウイルスの影響で式が延期に。それでも「おめでとう」の気持ちを届けることを待つ必要はないと、初めてたった1人でリモート自宅レコーディングして発表されました。
WHY THIS SONG
選んだ理由と、思い浮かぶ景色
この曲を選んだのは、「切なさ」が悲しみだけでできているわけではないと教えてくれる一曲だからです。祝福の中にある、少しの寂しさと、大きな愛おしさ。制作の背景を知ると、その両方の感情がより鮮明に伝わってきます。
浮かぶ情景
白い花びらが敷かれた通路を、ゆっくりと歩いていく後ろ姿。その先で待つ人へと向かう足取りを、少し離れた場所からそっと見守る誰か。
共感のポイント
大切な人が新しい人生の章に進んでいくのを見送るときの、誇らしさと少しの寂しさが入り混じった感情。喜びの涙が止まらなくなる、あの瞬間への共感。
LYRIC & WORLDVIEW
「Aisle」という通路が意味するもの
タイトルの「Aisle」は、結婚式で花嫁が歩む通路のこと。この曲全体を通して描かれているのは、涙の理由が悲しみではなく愛おしさであるという発見です。大切な人の幸せな姿を見た瞬間にこみ上げる涙は、決して弱さの証ではなく、その人を大事に想ってきた時間そのものの証だと伝えているように感じます。
誰かの人生の節目に立ち会うことは、その人との関係が終わることではなく、形を変えて続いていくことの始まりでもあります。「Aisle」という一本の通路が、別れではなく祝福のための道として描かれている点に、この曲ならではの切なさと温かさが同居しています。
ARTIST
ふくい舞という歌い手
京都市出身のふくい舞は、2011年に「福井舞」から現在の表記に改名。ドラマ『恋空』の主題歌「アイのうた」で広く知られる人気シンガーです。バンド活動を経てソロデビューし、自身で作詞作曲も手がける実力派として活動を続けています。
「Aisle ~Wedding Story~」は、そんな彼女が友人という一人の人のために書き上げた、極めて個人的な一曲。だからこそ、誰かを大切に想う気持ちのディテールが、丁寧にすくい取られています。
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