想い -omoi- series
愛しい人よ
Ms.OOJA
特別な日じゃなくていい。
「いってらっしゃい」を言えることが、幸せだった。
INTRO
切なさだけが、想いじゃない
「想い -omoi-」シリーズ第7弾は、Ms.OOJA「愛しい人よ」です。ここまでの6曲が「終わり」や「激しい感情」を含む切なさだったのに対して、この曲が描くのは、日々の暮らしの中で静かに積み重なっていく愛おしさです。
2018年10月24日発売のコラボレーションアルバム『Stories』に収録されたこの曲は、元ビーチバレー選手・浅尾美和さんとの対話から生まれた一曲。彼女自身の実体験をもとに、Ms.OOJAが言葉を紡ぎました。
WHY THIS SONG
選んだ理由と、思い浮かぶ景色
この曲を選んだのは、「想い」が必ずしも劇的な出来事の中にあるとは限らないと教えてくれるからです。何気ない毎日の挨拶の積み重ねの中にこそ、深い愛情が宿っているという視点に、静かな説得力を感じました。
浮かぶ情景
カーテン越しに差し込む朝の光。玄関で交わす何気ない挨拶と、隣ですやすやと眠る小さな手のぬくもり。
共感のポイント
特別なイベントがなくても、日常の中の小さなやり取りが、実はかけがえのない幸せだったと気づく瞬間。当たり前だと思っていたことへの感謝。
LYRIC & WORLDVIEW
挨拶の言葉が、愛の言葉になるまで
この曲の核にあるのは、「送り出す」「迎える」という日々の何気ない行為が、繰り返されるうちに愛情表現そのものに変わっていく過程です。特別な言葉を尽くさなくても、日常の挨拶にこれほどの想いを込められるのだと気づかされます。
また、愛されることに気づいた瞬間から、自分もまた愛する側に回っていくという視点の転換も印象的です。受け取るだけだった愛情が、いつしか誰かを想い、支える力に変わっていく。その静かな成熟の過程が、この曲全体を優しく貫いています。
ARTIST
Ms.OOJAという歌い手
力強くも温かみのあるヴォーカルで知られるMs.OOJAは、自身の恋愛観や人生観を投影した歌詞世界を紡ぐシンガーソングライターです。「愛しい人よ」が収録されたアルバム『Stories』は、5人の異なる女性それぞれの人生に寄り添い、その物語をもとに一曲ずつ書き下ろすという、彼女ならではの挑戦的な企画作品でした。
自分自身の物語ではなく、誰かの物語を歌うという試みは、シンガーとしての表現の幅をさらに広げるものとなり、この曲にも他者の人生への深い共感がにじんでいます。
MESSAGE

