想い -omoi- series
WHY
加藤ミリヤ
抑えられない感情に、理由なんてなかった。
止められない想いを、ロックに乗せて。
INTRO
きれいごとにしない、剥き出しの感情
「想い -omoi-」シリーズ第6弾は、加藤ミリヤ「WHY」です。ここまでの5曲が静かな切なさを描いてきたのに対して、この曲は違います。抑えきれない感情を、ロックサウンドに乗せてまっすぐぶつけた一曲です。
2009年11月18日、日本武道館公演の日に発売されたこのシングルは、アルバム『Ring』が大ヒットした直後に放たれた新曲。ミリヤ自身にとっても新境地となるロックサウンドへの挑戦作として位置づけられています。
WHY THIS SONG
選んだ理由と、思い浮かぶ景色
この曲を選んだのは、感情を整えようとしないその潔さに惹かれたからです。「なぜ自分じゃだめなのか」という、答えの出ない問いをそのままタイトルにしてしまう率直さは、他のどの曲にもない切なさの形をしています。
浮かぶ情景
深夜、スマホの画面を睨みつけながら、送れない言葉を何度も打っては消す。分かっているのに止められない、自分自身へのもどかしさ。
共感のポイント
誰か一人に執着してしまう感情を、誰にも綺麗に説明できない夜がある。理性でどうにもならない想いを持て余す、その苦しさへの共感。
LYRIC & WORLDVIEW
答えのない問いを、そのまま歌にする
「WHY」というタイトルそのものが、この曲の切なさの核心です。多くの失恋ソングが最終的に何らかの答えや納得にたどり着こうとするのに対して、この曲は問いを問いのまま放り出しています。感情を無理に整理しない、その不器用さがかえって誠実に響きます。
ロックサウンドという選択も、この歌詞世界と強く結びついています。激しいギターの音像は、コントロールできない感情そのものの比喩のように機能し、静かなバラードでは表現しきれない切実さを音楽的に補っています。
ARTIST
加藤ミリヤという歌い手
加藤ミリヤは、飾らない言葉で恋愛の感情をストレートに歌い上げるスタイルで、多くの女性から圧倒的な支持を集めてきたアーティストです。「WHY」がリリースされた当時、アルバム『Ring』は50万枚を突破する大ヒットを記録していました。
「WHY」は、ヒット曲「SAYONARAベイベー」の続編的な位置づけとされながらも、ロックという新しい音楽性に踏み込んだ挑戦作。感情表現の幅をさらに広げた、彼女のキャリアにおいて重要な一曲です。
MESSAGE

